各種テント解説

店舗テント(店舗用テント)

日よけテントは形状や用途により色々な名前でよばれています。

例)軒先テント・雨よけテント・装飾テント・店舗用テント・庇(ひさし)テント・テラステント・デザインテント・通路テント・階段テント・シェルターテント・運動場テント・プールテント・砂場テント・自転車置き場テント

このようにさまざまな名前でよばれているのはこのタイプのテントの汎用性の高さにあり多くの用途でご利用いただいているからこそといえます。

構造としては主に鉄製の骨組みにテント生地をかぶせた物で建物や構造物に庇として取り付けるタイプと、自立した型で地面(基礎)に固定するタイプに分かれます。

このタイプのテントはすべてフルオーダー製作なので。サイズ・形状など自由に計画することができます。たとえば、建物側に障害物となるものがあっても骨組を切り欠いた形で製作をして取り付するといったことも可能です。

また、骨組+テント生地という構成なので軽く作ることができます。つまり、取り付ける躯体への負荷が小さいので、それほど強固な下地がなくても取り付することが可能です。既設の建物に後から取り付けることの多いテントとしては大きな特徴です。外観の印象を左右するテント生地は200以上の種類・色から選ぶことができるのも魅力です。

建物の色調やお店のイメージカラーに合わせたコーディネートができます。お店の場合はカッティングシートなどで名前やロゴマークなどをいれることもできるので看板としての効果も期待できます。

テントの効果

日よけ(日除け)

テントは太陽からの紫外線や赤外線といった日射を遮ります。商品や什器・家具、人間の肌などを日焼けから守ったり、日差しのまぶしさを和らげてくれます。
テントの直射日光を遮る効果はバツグンで、そのさえぎる率を“日射遮へい係数”といい、標準的な厚さ3㎜の窓ガラスのある窓面から入る日射しを1とし、全く日射しがない状態を0として1から0までの間の数字で表しますが、早稲田大学理工学部木村教授研究室「オーニングの日射遮へい効果に関する研究報告」によりますと、カーテンやブラインドは約0.5~0.8であるのに対して、オーニングはなんと0.06。極めて高い日よけ効果があることが実証されています。

雨よけ(雨除け)

最近の建物、特に都市部では庇を設けなかったり軒の浅い建物が多く見受けられます。庇や軒がないと雨の時、換気の為に窓を開けたり、建物への出入りの際に雨に濡れてしまったり、雨が降りこんでしまうということが起こります。
そのような建物でもテントで庇を取り付けたり、軒を延長してあげることで、雨の降りこみを防止します。また、軒下の荷物や商品を雨に濡れないようにすることもできます。

スペース

テントの下は室内と室外の中間のスペースとして使用できます。テーブルやイスを置いてテラスのように使ったり、荷物や商品を置くことができます。このような室内と室外の中間のスペースは室内を開放して一体として使用することにより視覚的・感覚的に実際より広く感じさせる効果があります。

装飾・看板

テントは建物にアクセントをつけることができるアイテムです。テントの立体的な形状は視界に入る割合がおおきくなるので見る人に印象を与えます。建物の色に調和させたり、 さし色をつかって目立たせたり、テント生地の使い方でいろんな表情を創造できます。

お店であれば店名やロゴマークをテントに入れることにより看板にもなり一石二鳥です。

日よけ(日除け)テント

お店にテントをつけるメリットはなんでしょうか。まずは装飾・看板効果です。お店ですのでやはり集客が重要となります。テントは通常お店の入り口や窓などの開口部に設置されます。まさにお店の顔になる場所や特徴を出す場所になるのでお客様に与える印象は大きくなります。
テントの色や形でお店を覚えていただいたり、テントを目印にご来店いただくといった効果があります。
テントは汚い・汚れるというお話をよく伺います。汚れているのはテントだけでしょうか?そのようなお店は看板も外壁も汚れていませんか?
屋外に設置するものについては清掃、メンテナンスは必要になってきます。最近のテント生地は表面にフッ素防汚加工をして汚れを雨で流しやすくしたものも多くなり昔より汚れにくくなりましたが10年を目安として張替をご検討いただくようおすすめしております。
テントを支える骨組みも鉄製ですのでサビ・腐食がはじまってきます。張替のタイミングで骨組みのチェックと・再塗装をしてあげればより長くお使いいただくことができます。
テントは立体的な形状はお客様の視界に入る割合も多くなるので、張り替えてきれいになったテントはお店の印象に大きく影響します。テントの生地替えは看板の取替えや外装リニューアルと比べて格段に費用対効果が高いといえます。

次に日よけ・雨よけの効果があります。日よけのツールとして一般的にはカーテンやロールスクリーン、ブラインドがありますがお店の場合これらのもので日よけとすると窓をふさいでしまうので外から店内の様子がわからなくなってしまいお客様が入りにくくなってしまいます。
また、閉店している様な感じにもなってしまいます。テントであれば窓をふさぐことなく日よけができるのでそのような心配がありません。
またショーウィンドーの様な大きな窓を持つお店では窓から入る夏の強い日差しにより店内が暑くなってしまい温度管理に悩まされますが、建物の外側で日よけをするテントは熱を室内に入れる前に遮るので遮熱効果も高く日差しによる温度上昇を和らげてくれます。

雨の日にお客様に不快な思いをさせていませんか?軒のないお店の場合、出入りの時、傘をさしたりたたんだりしている間お客さまが雨に濡れていませんか?せっかく購入いただいた商品をすぐ雨で濡らしていませんか?テントは店の中と外との中間のスペースを作ることができます。その場所に傘置きを設置すれば店内に雨水を持ち込ませないので、床や商品を濡らしてしまうこともなくなります。

行列が絶えない人気の店では店外でお待ちのお客様のためにテントを取り付けて日よけ、雨よけとしたり、喫煙所の屋根としてご利用頂いている場合もあります。「おもてなし」のかたちですね。

最後にスペースの確保。店内が狭いので外のスペースに商品を置きたい。軒下やテラスにも席を作ってより多くのお客さんを入れたい。店先で手売りをしたい等より多くのお客様にご利用いただくためのいろんなアイデアがありますが。店の外を使うとなると「日差しの下はイヤだなあ」、「雨の時は使えない」といった心配もあります。テントの下であればその不安も解消できるのでスペースと共に商売の幅も広げることができます。店先でにぎわいを演出できれはお客様を店内へ誘導しやすくなったり、道行く人に足を止めさせる効果が期待できます。テントであなたのお店の商売繁盛を応援いたします。

固定テントと可動テント

テントをつけようと考えたときにどんな形のテントがあるのか、どのタイプが良いかは頭を悩ませると思います。まず大きく分けると固定タイプと、可動タイプに分けることができます。固定タイプは鉄骨で骨組みを作り、テント生地で覆ったもので。スタンダードタイプやサイドRタイプ、フルRタイプといった形のものがあります。可動タイプはテント生地をパイプに巻き取ることによりアームと前枠を収納できる機構を備えたものでオーニングテントと呼ばれます。

固定タイプの利点は骨組みをフルオーダーで作製するので大きさや形を自由に計画することができることです。建物の形状やお客様のイメージに合わせたテントが製作できます。骨組みにはパイプを使用し、外側をテント生地で覆うシンプルな構造なので重量も軽量にできています。取り付けする部分の下地にそれほど強固なものがなくても設置できるので応用範囲の広いタイプのテントです。

可動タイプのオーニングテントは柱を設置することなく最大の出幅で3.5mまで張り出すことができ、使用しない時は巻き取り収納できることが特徴です(アームの規格は1m~3.5mまで0.5m刻み)。広い空間をテントで覆うことができるのでテラス席の日よけ・雨よけには最適です。また、軒先での販売や商品展示にもご利用いただけます。
反面、テントの取り付け部だけで大きな出幅の荷重を支えなくてはならないので取り付ける下地には強固なものが必要になります。建物がコンクリート造であれば十分な強度がありますが、木造や鉄骨造の場合は建物の本体を支えているようなしっかりとした柱・梁に取り付けるか、柱・梁に力を伝えることのできる下地を用意してオーニングテントを取り付けする必要があります。
オーニングテントを動かす方法はハンドルでギアを回して操作する手動タイプの他、モーターを内蔵した電動タイプがあります。最近では電動タイプをリモコンスイッチで操作する方式に人気があります。

金額の目安としては固定スタンダードタイプW3800×H500×D800の場合で約25万円。オーニングテントの手動タイプW3890×D2000の場合で約30万円程となります(いずれも東京都内標準工事費込。条件により見積金額は異なりますので詳しくはお問合せください)。 

テラステント

テラスやベランダ、バルコニーにテントを取り付けてみませんか?テントは日よけ、雨よけの効果があり、テント下のスペースを有効に使うことができるようになります。テラスやベランダ、バルコニーにテーブルとイスを設置しカフェのように使用したり、ガーデニングやDIY等の趣味のスペースとして使用したりと、使い方はいろいろです。室内から見てもテントを使った屋外と屋内との中間のスペースは空間的に広がりを感じさせるので。実際の面積と共に感覚的にもより一層の余裕が生まれます。また、日差しのまぶしさや暑さを遮ってくれるので室内環境の改善にも効果があります。

カフェやバー、レストランなどの飲食店においてはテントの下を客席としておしゃれなテラス席として演出することができます。欧米では多くの飲食店がテラス席を設けており、お客さんもテラス席を好むので店内の席より人気があります。入る店が決まっていない時などは何気に人がたくさん入っているのが見えてにぎやかな方へ引き寄せられてしまう。集客効果もバッチリです。混雑する時間帯には少しでも多くの客席を提供したいところです。テラステントの導入で席数をアップして売り上げもアップしましょう。

テラスのテントにはオーニングテントをおすすめします。オーニングテントのメリットは何と言っても柱無しで最大3.5mまで張り出しができる大きさです。その大きな張り出しは大きな空間をもたらし新たな創造の幅も広がります。それほどの張り出しを必要としない場合はアームが1mから0.5m刻みで選択できるのでほしいサイズで注文でき経済的です。オーニングテントは台風などの強風時や夜間や閉店時に使用していないときは巻き取って収納できるので、風や車、いたずらによる破損・事故からテントを守ることができます。オーニングテントはその出幅を支えるために取り付け部には強固な下地が必要となります。下地の工事ができない場合は固定タイプのテントをおすすめします。出幅はあまり出せませんが多くの建物で取り付け可能なので汎用性が高いテントです。1品1品オーダーメイドでの製作となりますので建物に合わせたテントが出来上がります。

シェルターテント

シェルターテントは独立した構造で基礎などにより固定され自立した形のテントを指します。用途は多岐にわたりそれぞれいろんな呼び名で呼ばれています。

利用シーンと呼び名

店舗・スーパーマーケット・ショッピングモール

通路テント、階段テント、カート置場テント、自転車置き場(駐輪場)テント、車寄せテント、喫煙所テント

公園・グランド・プール

ベンチテント、休憩所テント、東屋テント、プールサイドテント、消毒槽テント

住宅・マンション

自転車置き場(駐輪場)テント、駐車場テント、階段テント、ごみ置き場テント

交通機関

バス停テント、タクシー乗り場テント、乗船場(船着き場)テント、券売機テント

 

シェルターテントは主に雨よけ、日よけを目的として設置され利用者が雨にぬれずに移動できたり、ベンチを置いて日かげで休憩できたり、待合するスペースとして利用されています。すべてオーダーメイドになりますのでご希望の形、サイズで製作できます。

オーニングテントとは?

Awning(オーニング)の由来は英語で日本語では「日よけ」「雨よけ」と訳されています。

オーニングテントは日光、雨などの自然環境からの保護やカフェやバー・レストランなどの飲食店、ブティックやヘアーサロンなどの店舗に装飾・看板を目的として建物に取り付けられ、主に生地を巻き上げて収納できる可動式のテントを指します。

テントの操作方法にはハンドルで巻取をする手動タイプの他、モーターを使用する電動タイプがあり電動の場合は手元で操作ができるリモコンスイッチや風や光の強さを感知するセンサーで制御することもできます。

オーニングテントの効果

オーニングテントで快適空間

今、住宅建築の世界では建物の内と外の空間を遮断せず、その中間の空間を創るスタイルが注目されています。「オープンリビング」という考え方です。
オープンリビングを創ることにより、室内が庭や自然と一体化し、室内空間をより広く見せる効果があるのです。
オープンリビング自体も古来の日本家屋では「縁側」という形で存在していました。
現在の洋風化した建物のなかで縁側に代わるものは「ウッドデッキ」であり、「テラス」ということになります。

そのオープンリビングを彩るものに「オーニングテント」があります。オーニングテントは強い陽射しや有害な紫外線を遮ってくれます。日本では古来より夏を涼しく過ごすために「すだれ」を上手に使ってきました。オーニングテントはまさに現代のすだれです。

プライバシーの面でもオーニングテントをつけることによって、窓ガラスに影ができ、外から室内が見えにくくなる効果もあります。逆に家の中からは外が見え、とても開放感があります。
窓辺にオーニングテントをつければ、屋外にオープンなスペースを創ることができます。生地特有のやわらかな風合いで日射しも、心もやさしくしてくれます。
オーニングテントの下でのティータイムやリラクゼ-ションはあなたのガーデンライフに新たな喜びをあたえてくれることでしょう。

オーニングテントの日よけ効果

オゾン層破壊による紫外線増加、紫外線の浴びすぎによる健康への影響等、紫外線に対する関心は日本でも少しずつ高まってきています。

環境省でも紫外線に関する知識や情報を提供するため、「紫外線保健指導マニュアル」を発刊しています。また、天気予報などで紫外線の指数を見かける機会も増えてきました。

上記マニュアルによると、紫外線の浴びすぎによる健康への影響はシミ・シワ・皮膚がん等皮膚への影響、角膜・白内障等眼への影響、免疫機能の低下があるそうです。このような紫外線をカットするにはオーニングテントが最適です。

直射日光をさえぎる率を“日射遮へい係数”といい、標準的な厚さ3㎜の窓ガラスのある窓面から入る日射しを1とし、全く日射しがない状態を0として1から0までの間の数字で示されます。 カーテンやブラインドは約0.5~0.8であるのに対し、オーニングはなんと0.06。極めて高い日よけ効果があることが実証されました(早稲田大学理工学部木村教授研究室「オーニングの日射遮へい効果に関する研究報告」より)。

オーニングテントは冷房病対策・省エネに効果あり

近年、冷房病という言葉を耳にすることが多くなりました。これは気密性の高い最近の建物の中での冷房過多が最大の理由です。冷房過多はストレスをもたらし、イライラや疲れを増大させます。これを防ぐにはできるだけ自然環境に近づけながら快適な温度環境へと環境改善することが大切です。

オーニングテントは建物の外から強い日射しを遮ってくれるので室内温度の上昇を押さえる効果がたかい日よけ方法です。その効果によりエアコンをつけなくてもよくなったり、エアコンの効きが格段によくなります。
太陽光線が差し込む部屋のエアコン稼働率を100%とした場合、カーテンやブラインドをつけた場合の稼働率は74%、これに対してオーニングを設置した場合は33%という省エネ効果が実証されています(早稲田大学工学部木村教授研究室「オーニングの日射遮へい効果に関する研究報告」より)。
つまり、オーニングを設置すると冷房費用の2/3がカットできるということになります。電気代も節約でき省エネで地球環境の大きなテーマの一つであるエネルギー枯渇や温暖化の防止に貢献できるのです。

オーニングテントで雨よけ

オーニングテントはもともと雨の少ない欧米で発達してきたため、「日よけ」の用途が主流でした。

しかし日本では雨の多い気候の為、「雨よけ」の用途としても使用されています。生地も表面に樹脂を使用したキャンバスが多く採用されています。店先に陳列した商品やテラスの客席、洗濯物等を急な雨から守ってくれます。

雨の日の出荷・入荷作業で不便を感じていませんか?トラックからの積み下ろしの時に商品が雨に濡れてしまったり、濡れないようにシートをかけたり。オーニングテントの下での作業ならそんな心配や面倒から解放されます。使わない時には巻きとって収納できるので邪魔にもなりません。トラックが入るような高い位置への設置でも電動オーニングなら簡単操作、スイッチ一つで開閉できます。

オーニングテントで商売繁盛

現在、多くの店舗でオーニングテントをご利用頂いております。なぜオーニングテントが人気なのでしょうか。秘密はその形状と利便性にあります。
オーニングテントの最大の特徴は巻き取り式であること、最小1mのアームから1.5m、2m、2.5m、3m、最大3.5mのアームまで組込みができ、その範囲内で出し入れができるのです。立体的に張り出す形状は視界に入る割合が大きくなるので看板効果が高く圧倒的な存在感でお客様にお店をアピールいたします。オーニングテントの出し入れによりお店のOPEN、CLOSEをお客様にお伝えする効果もあります。

カフェやバー、レストランなどの飲食店においてはその張り出しの幅を利用してオーニングテントの下を簡易的な客席としてテラス席を演出することができます。テラスとオーニングテントとの組み合わせは欧米で多く見られ、お客さんもテラス席を好むので、外の席から埋まって行きます。入る店が決まっていない時などは何気に、人がたくさん入っているのが見えて、にぎやかな方へ引き寄せられてしまいますよね。

行列が絶えない人気の店では店外でお待ちのお客様のためにオーニングテントを取り付けて日よけ、雨よけとしたり、喫煙所の屋根としてご利用頂いている場合もあります。「おもてなし」のかたちですね。

テント生地(テントシート)

テントに使用されている生地には様々なタイプがあります。今回はその中でも小型のテントに使用される生地についてご説明いたします。まず、外観の特徴から分類すると樹脂シートタイプ、キャンバスタイプ、メッシュタイプに分けられます。

樹脂シートタイプ

樹脂シートタイプはベースの生地に塩ビのシートを張り合わせたテント生地で、耐水性が高く、汚れもつきにくい利点があります。表面の仕上げは光沢のある生地とキャンバス調のエンボス加工を施した生地があります。光沢のある生地を使ったテントは光を反射して明るい感じとなるのでポップな印象を与えます。反対にエンボス加工の生地はキャンバス調の風合いが落ち着いた雰囲気でモダンな印象になります。樹脂の配合やベースの生地との組み合わせでいろんな機能付加した生地が存在するのもこのタイプです。 

【光沢:テトロンテント、クールテント、クールストライプ、パロニィFCテント】

【キャンバス調:ニューパスティ、クールテントソフト、クールストライプソフト、彩、ストライク、トゥギャザー、ラッシュ、エクサラン、メロディーキャンバス】

キャンバスタイプ

キャンバスタイプの利点はこのタイプの生地を使ったテントはダントツに見た目が良くなり高級感が出るところです。生地特有の風合いは他の素材では決して真似のできない柔らかさを出すことができます。値段は同機能の樹脂タイプに比べると高くなります。

【シャガール、シャガールアート、ソルテリア、アートシルキー】

メッシュタイプ

メッシュタイプは日よけ・目隠しなどの用途に使用されます。穴が開いているので雨よけとしては使用できません。日差しや視線は遮りますが風はぬけますのでシェードやスクリーン用の生地として使用されます。

【クッキー、アンサー、シャガールビユー、ワンスイート、美妙、ブレネスタ、UV2000、ウィンドスルー、スズライン】

 

次に機能についてご説明します。

基本機能

基本的な機能として防炎があります。防炎は万が一生地に火が付いた場合でも燃え広がらず、火種がなくなれば消火するという安全に関係する機能です。日本のメーカーのテイジン、東レ、クラレのテント生地についてはすべてに防炎がついているので安心してお使いいただけます。海外製の生地については防炎がついていないものもあるので注意が必要です。

不燃

消防法の規制強化に伴い、行政の指導のある場所でもテントが設置できるようテント生地でも不燃材料のご用意があります。ここでいう不燃とは建築基準法に定めのある条件をクリアして認定されたもので火がついても燃えないというよりは火種が生地の上に乗った時に一定時間燃え抜けしないというものになります。近隣に火災があった場合でももらい火の被害を抑えるのが目的です。

【ストライク、ニューファイプロン、クリアライトロンV-2000-NF】

遮熱

テントは日射による室内の温度上昇を抑えるのに適したツールですがこのタイプの生地は太陽光の赤外線をより反射するような加工を施すことにより、生地の温度上昇を低減させ、遮熱効果を強化させたものです。

【トゥギャザー、美妙】

光触媒防汚

従来の防汚加工はアクリル系やフッ素系の防汚加工で汚れ自体を付着しにくくしたり、雨で汚れを流しやすくするものでしたが、光触媒防汚は酸化チタンの光触媒作用を利用し汚れ自体を分解したり生地の表面層を分解し汚れと一緒に除去するものです。注意点としては光触媒ですので光(紫外線)が必要になるので日当たりのよい場所に適します。また、光触媒が活性化するまで半年ほどかかります。分解した汚れは雨で洗い流しますので、雨が当たるところでご使用ください。分解できるのは有機物ですので無機物系の汚れは分解できません。

【ラッシュ、エクサランス】

ストライプ・柄

無地のテントではつまらないので柄物の生地で個性を出したいお客様にはストライプ柄のテントをご用意しております。最近ではストライプのパターンも多くなってきましたのでぜひお試しください。ストライプ以外の柄について、昔は花柄やドット柄、魚柄といったものもありましたが個性が強すぎてまったく売れずに廃盤になってしまいました・・・。

今はインクジェットプリンターでオリジナルの柄やストライプを印刷してテントに仕立てることもできます。ただインクの耐候性がイマイチなので3年程で色褪せしてきます。短期の使用として考えれば面白いと思います。

【テトロンテント、ニューパスティ、シャガールアート、クールストライプ、クールストライプソフト、サファリナストライプ、メロディーキャンバス】

【 】内はテント生地名

テント補修(テント修理)

テントの補修で多くご依頼いただくのが生地の張替です。テントの生地は年月とともに紫外線日焼けによる硬化、色褪せ等の劣化、汚れの付着がおこっていきます。
新品のテントは表面に防汚加工やはっ水加工が施されていますので汚れは雨と共に洗い流されますが、表面が劣化してくるとその効果も薄れていきます。
劣化した表面に汚れが付着すると雨では洗い流せなくなり汚れは堆積していきます。使用状況にもよりますがテント生地の寿命は表面の劣化が現れてくるのが7~8年、10年を過ぎると汚れが目立つようになり、15年を過ぎると生地が硬化しパリパリになってきます。
このようなテントは紙のように手でも破ることができる状態ですので少しの衝撃でも亀裂が生じてしまいます。そのまま放置しますとテントの骨組みにもサビが入り腐食してしまうので生地だけ張替しようとしても骨組みから取替えをしなくてはならない状況にもなります。当店では10年を目安に生地の張替と骨組みの塗装をおすすめしております。
「生地の張替をしたら雰囲気が明るくなった」と言われます。お店であれば集客にも影響を与えます。定期的なメンテナンスできれいなテントを長くお使いいただければ幸いです。

テントの生地替えを行うと建物の印象を大きく変えることができます。テントは立体なのでその建物における空間的割合が大きく与える印象も大きくなるのです。テント生地はカラーバリエーションが豊富なので張替を機に色を変えてみるのも面白いと思います。

色によってシックな感じになったり、ポップな感じになったり、新たなお客様の集客にもつながるのではないでしょうか。

テント生地は年数が経過すると表面が劣化してくるので接着剤では貼り付けが難しくなります。比較的新しいテントでしたら貼り付けも可能ですが、屋外で雨風や日光にさらされるものですので貼り付けた生地がはがれてくる恐れがあります。応急処置的にお考えください。基本的には張替をおすすめいたします。

オーニングテントなどのメーカー製品の修理のご依頼の場合、メーカー名・製品名をお教えください。メーカーによっては部品の入手が困難で修理不可能な場合があります。特に輸入品の場合は修理対応や部品供給をしていないものもあるので特に注意が必要です。

生地替えの場合は代替のもので対応可能ですが、量販店やインターネットで販売されている安価な製品の場合、当店ではプロ仕様の生地を使用してオーダーメイドで製作する為、本体を買い替えた方が安くなる場合もあります。

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